CLOS DE LA Coulee de Serrant
クロ・ド・ラ・クーレ・ドゥ・セラン  
96年、97年  ¥8.190

生力学栽培は、1924年ドイツで、「リュドルフ・ステイナー」氏(1861〜1925)に
よって開拓されました。
随分前から、多くの国の農業界で摘要されています。
ワイン醸造栽培分野では、有名な栽培地で、最近になって利用されるようになりました

クーレ・ドゥ・セランでは、1980年から、生力学栽培が適用されています。

銘譲ワイン、クーレ・ドゥ・セランの歴史は12世紀始めにロワール川流域の
小さな村、サヴァニエールにてシトー派の修道士がブドウの栽培を行ったこ
とに遡ります。

粘板岩に覆われた丘の急斜面に育成された「シュナン・ブラン」種から造ら
れる白ワインは、世界的にも類を見ないほどユニークで高品質を誇り、古くは
ルイ11世、14世に愛されたワインとして知られています。

クーレ・ドゥ・セランの特徴は、厳しく管理された生物力学、「バイオダイナミッ
クス」の原理に基づいて栽培されたブドウを原料としていることです。

「バイオダイナミックス」は単なる無農薬有機栽培ではなく、ブドウ畑に活力を
取り戻す芸術と言われています。

ワイン専門家からも「輝かしい色を放つワインの傑作」、「素晴らしい熟成と複
雑さを備えた逸品」と絶賛されています。
⇔馬を使って畑を耕す・・・
ニコラの自宅は中世ヨーロッパの趣 ⇔

ニコラ・ジョリー氏による生力学栽培の「結論」
ブドウ畑での仕事は、オーケストラの指揮者がそれぞれの音楽家を集めて、一つの曲を演奏することと同じです。

同様に、ワイン醸造栽培者の仕事は、無機・植物・動物の三つの生命界が、各々自然に表現され、ブドウ樹と調和
を取るには、どうすればよいかと言うことを理解することです。

様々な種類の家畜、野生動物、植物は、特有の動物相を引き受ける特別なエネルギーを結集します。

栽培者は、ブドウ樹が最高の表現をするように、ほとんど目に見えないこのような世界をブドウ樹と「結合」させなけ
ればなりません。

生力学栽培の栽培者は、各自の栽培地の質によって、また、生力学についての個人的理解と研究によって、多かれ
少なかれ、「自分なりの音楽」を上手に完成することが出来ます。

生力学栽培のワインは、本物であり、誠実な物です。

畑で、ブドウ樹が見事によく表現された物であれば、アペラシオン・コントローレワイン(原産地管理証明銘柄)は、他
では、真似の出来ない豊な特性を表します。
そして、農業栽培が健康に行われ、カーヴでの仕事が自然と順調に試された時に限り、この豊かさが見事に現れる
のです。

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