CLOS DE LA Coulee de Serrant | ||
クロ・ド・ラ・クーレ・ドゥ・セラン
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生力学栽培は、1924年ドイツで、「リュドルフ・ステイナー」氏(1861〜1925)に よって開拓されました。 随分前から、多くの国の農業界で摘要されています。 ワイン醸造栽培分野では、有名な栽培地で、最近になって利用されるようになりました クーレ・ドゥ・セランでは、1980年から、生力学栽培が適用されています。 |
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銘譲ワイン、クーレ・ドゥ・セランの歴史は12世紀始めにロワール川流域の 小さな村、サヴァニエールにてシトー派の修道士がブドウの栽培を行ったこ とに遡ります。 粘板岩に覆われた丘の急斜面に育成された「シュナン・ブラン」種から造ら れる白ワインは、世界的にも類を見ないほどユニークで高品質を誇り、古くは ルイ11世、14世に愛されたワインとして知られています。 クーレ・ドゥ・セランの特徴は、厳しく管理された生物力学、「バイオダイナミッ クス」の原理に基づいて栽培されたブドウを原料としていることです。 「バイオダイナミックス」は単なる無農薬有機栽培ではなく、ブドウ畑に活力を 取り戻す芸術と言われています。 ワイン専門家からも「輝かしい色を放つワインの傑作」、「素晴らしい熟成と複 雑さを備えた逸品」と絶賛されています。 |
⇔馬を使って畑を耕す・・・ | |
ニコラの自宅は中世ヨーロッパの趣 ⇔ |
ニコラ・ジョリー氏による生力学栽培の「結論」 | ||
ブドウ畑での仕事は、オーケストラの指揮者がそれぞれの音楽家を集めて、一つの曲を演奏することと同じです。 同様に、ワイン醸造栽培者の仕事は、無機・植物・動物の三つの生命界が、各々自然に表現され、ブドウ樹と調和 を取るには、どうすればよいかと言うことを理解することです。 様々な種類の家畜、野生動物、植物は、特有の動物相を引き受ける特別なエネルギーを結集します。 栽培者は、ブドウ樹が最高の表現をするように、ほとんど目に見えないこのような世界をブドウ樹と「結合」させなけ ればなりません。 生力学栽培の栽培者は、各自の栽培地の質によって、また、生力学についての個人的理解と研究によって、多かれ 少なかれ、「自分なりの音楽」を上手に完成することが出来ます。 生力学栽培のワインは、本物であり、誠実な物です。 畑で、ブドウ樹が見事によく表現された物であれば、アペラシオン・コントローレワイン(原産地管理証明銘柄)は、他 では、真似の出来ない豊な特性を表します。 そして、農業栽培が健康に行われ、カーヴでの仕事が自然と順調に試された時に限り、この豊かさが見事に現れる のです。 |
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